そろそろオムツからパンツに変えたい
子どもがパンツをイヤがる。
オムツからパンツへの移行がなかなかうまく進まない。
どうしたらスムーズにパンツに変えることができるのかしら?
このように、オムツからパンツへの移行は、多くのママが経験する悩みです。
今回は、オムツからパンツへの変換期に気をつけるべきポイントについてお話します。
オムツからパンツへの変換期に気をつけるべきポイント
■焦らずゆっくり進める
「オムツを外したい」「パンツにしてほしい」と思っているのはママでしょうか?
それとも、子どもでしょうか?
オムツはいつか外れるものとわかっていても、ついつい焦ってしまうのはママだけなのかもしれません。
お友だちのオムツが外れたと聞くと「うちも早く外さなきゃ」と思ってしまいがちですが、人それぞれペースがあるものと割り切ることも必要です。
オムツはずれで一番大切なのは、「焦らないこと」。
子どもの心の準備が整っていないのに、ママだけが焦っていてもうまくいきません。
様子を見ながら子どものペースで進めていきましょう。
■パンツが濡れたら変えればいいことを教える
最近の紙オムツは性能が良く、おしっこをしてもサラサラで快適に過ごせます。
ですから、おしっこでおむつが濡れるという感覚を持ちにくいことがあります。
今までオムツで気持ちよく過ごしていたので、濡れた感触が残るパンツをイヤがる子もいます。
そんなときは、「濡れても大丈夫」「取り替えたら気持ちがいい」ということを子どもに教えていきましょう。
できればオムツのときから、「濡れたままだと気持ちが悪いね」「取り替えると気持ちがいいね」と声をかけながら慣れさせていくといいでしょう。
こうしておくと、「濡れたら変えればいい」「取り替えたら気持ちがいい」という認識が持てるようになります。
濡れた感覚を覚えるのにオムツが難しい場合は、「トレーニングパンツ」を使う方法もあります。
トレーニングパンツとは、普通のパンツに移行する前の練習用として使うパンツです。
おむつより吸水性がなく、おしっこをしたときの濡れた感触が残ります。
いきなりパンツに進むことが難しいようであれば、オムツ→トレーニングパンツ→パンツの順に進めていくのもよいでしょう。
■パンツの抵抗感をなくす
濡れるのがイヤという理由でパンツをはきたがらない子がいるように、パンツに抵抗感を持つ子は少なくありません。
そんなときは、パンツを好きになってもらうために、素材の良いものを選ぶ、お気に入りの柄にするなど、進んではきたくなるようなパンツを用意してみましょう。
パンツへの抵抗感をできるだけ減らすことがポイントです。
■行ったり来たりは当たり前
一度オムツからパンツに変えることができたとしても、それがずっと成功するとは限りません。
またオムツに戻ってしまうこともあります。
「オムツ→パンツ→オムツ→パンツ」をくり返しながら、パンツがはけるようになる子もたくさんいます。
「行ったり来たりは当たり前」というくらいの気持ちで進めていくと、ちょっとだけ心に余裕が持てそうですね。
■叱らずにやる気を応援しよう!
すぐにパンツに移行できないからといって「なんではかないの!」と叱ってしまうと、子どものやる気をそいでしまいます。
「できたときはほめる」「できなかったときは気持ちに寄り添う」ようにすると、次もがんばろうという気持ちになります。
ママは子どもの応援団になってあげてくださいね。