オムツ/パンツ/トイレトレーニング

オムツからパンツに移行させる賢い方法(オムツはずし)

子育てをしていると、いつかは乗り越えなければならないパンツトレーニング。

いつから始めればいいのか、どのように進めていけばいいのか、悩むことがいっぱい!

オムツが取れる時期には個人差があり、生後10か月で取れる子もいれば、年長さんになって取れる子もいます。

このように、取れる年齢はさまざまなのであせる必要はないのですが、トレーニングの期間が長くなると、どうしても不安になってしまいますよね。

今回は、そんなママのために役立つ「賢くオムツからパンツに移行していく方法」を紹介します。

賢くオムツからパンツに移行するための5つのポイント

(1)パンツトレーニングを始める時期と季節

まず気になるのが、「いつからパンツトレーニングを始めるか」ですよね。

おしっこの間隔が2時間以上あくころを目安にして、2歳半から3歳の間までに始めるのがよいでしょう。

夏はおしっこの回数が減り、服も薄手で乾きやすい季節なので、比較的始めやすいと言えます。とはいえ、あまり季節は気にしすぎず、子どもの発達に応じて進めていきましょう。

(2)トイレの環境を整え、お気に入りのパンツを用意する

パンツトレーニングの準備段階として、まず子どものトイレの環境を整えます。
これには、トイレを使う場合とオマルを使う場合があります。

大人と同じトイレを使う場合は、幼児用の補助便座を用意します。
トイレに子どもの好きなものを置いたり、飾り付けをしたりすると、楽しい場所となりますね。

オマルで始める場合は、オマルを用意します。
こちらも、見た目がかわいいオマルにすると気に入ってもらえそうですね。

そして、パンツも用意しましょう。
進んでパンツをはいてもらえるように、お気に入りのキャラクターがついたパンツにするといいですね。

(3)トイレに行く時間を決めておく

いよいよ、パンツトレーニングの開始です。
最初のうちは、トイレに行く時間を決めておくといいでしょう。
たとえば、

●朝起きてすぐ
●○時になったら
●おやつの前
●ごはんの後

など、トイレに行く時間を決めておきます。
そのタイミングになったら、ママが子どもに声をかけて、一緒にトイレに行きましょう。

(4)出たくなったら教えてもらう

トイレに行くことに慣れてきたら、次に、「出たくなったら教えてもらう」というステップに進みましょう。

「トイレに行きたくなったらママに教えてね」と子どもが行きたいタイミングでトイレに行けるようにしていきます。

教えてもらったら、ママも一緒にトイレに行きましょう。

(5)出たくなったら自分で行ってもらう

いよいよ最終段階です。
ママの付き添いがなくてもできそうになってきたら、おしっこが出たくなったときは、自分で行ってもらうようにします。

(3)→(4)→(5)と順に進めていけば、オムツからパンツへの移行がしやすくなるでしょう。
 

スムーズにオムツからパンツに移行するポイントは、(3)→(4)→(5)とスモールステップで少しずつ進めていくこと。いきなり「おしっこしたくなったら教えてね」から始めても、子どもにはちょっと難しいもの。子どもの状態に合わせて進めていってあげましょう。

やってはいけないNGな対応

パンツトレーニングの成功のカギは、「叱らないこと」です。
失敗したときに叱ると、子どもは自信を失ってしまいます。

 

「なんでちゃんと教えてくれなかったの?」
 
「おもらししちゃダメでしょ」
 
「これじゃいつまでたってもオムツ取れないわよ」

などと、失敗をとがめたり、焦らせたりするような声かけはNGです。

失敗したときは共感し、できたことを認める

失敗して自信を失っていたら、次のように子どもに共感してあげましょう。

「うまくいかなくて悲しいね」
「がっかりしちゃうね」

また、次にような声かけをすると、子どもは安心します。

「大丈夫だよ」
「心配しなくていいよ」

さらに、子どもができたことを認めてあげると、やる気につながっていきますよ。

「ママにおしっこって言えたね」
「自分でトイレに行けたね」
「やったね、ひとりでできたね!」

子どもががんばってトイレに行けたあとは、「トイレって教えてくれてありがとう」「トイレでおしっこができるようになって、ママうれしい!」など、ママの気持ちを伝えてあげるのもいいですね。

パンツトレーニングは、うまく行っていたかと思うと、また後戻りをしてしまうこともあります。進度は子どものメンタルに左右されることもあるので、焦らずゆっくり進めていくことが大切です。

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